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フォーマットしたUSBメモリからデータを復元する方法

西崎 浩

編集者:

2026/09/22 | カテゴリ: PC データ復元

USBメモリを誤ってフォーマットしても、すぐに新しいデータを書き込んでいなければ、元のデータを復元できる可能性があります。特にクイックフォーマットの場合は、フォーマット後もデータが残っているケースがあるため、まずUSBメモリの使用を中止し、新しいファイルの保存やデータの上書きを避けることが重要です。

この記事では、フォーマットしたUSBメモリからデータを復元する方法を詳しく解説します。あわせて、復元前にやってはいけない操作や、データを復元できる可能性を高めるための注意点についても順番に紹介します。

USB フォーマット 復元

フォーマットしたUSBメモリのデータは復元できる?

フォーマットしたUSBメモリでも、状況によってはデータを復元できます。特に「クイックフォーマット」で、フォーマット後に新しいデータを書き込んでいない場合は、データ復元ソフトで復元できる可能性があります。一方、完全フォーマットやフォーマット後の上書き、USBメモリ自体の物理故障がある場合は、復元の難易度が高くなります。

状況 復元可能性 対応方法
クイックフォーマット 高(約80〜95%) USBメモリへの書き込みを止め、データ復元ソフトでスキャンする
完全フォーマット 中(約30〜60%) 復元ソフトでスキャンし、プレビューできるデータを確認して復元する
フォーマット後に上書き 低(未上書き領域のみ) これ以上使用せず、復元ソフトで早めにスキャンする。データが検出されない場合は、専門家に依頼する
物理故障 状態による 通電や分解を繰り返さず、専門のデータ復元サービスを検討する

フォーマットしたUSBメモリからデータを復元する方法

データ復元ソフトでフォーマットしたUSBメモリを復元する

フォーマットしたUSBメモリからデータを復元したい場合は、Aiseesoft データ復元をおすすめします。このソフトは、USBメモリから消えたWord、PPT、Excelなど文書ファイルの復元や、画像ファイル、動画ファイル、ZIPファイルの復元などに対応できます。

通常のスキャンだけでなく、より詳しくデータを探すためのスキャンにも対応しており、フォーマット後のUSBメモリからファイルを探したいときにも利用できます。検出したファイルは「フィルタ」で種類や条件を絞り込み、「プレビュー」で内容を確認してから必要なデータだけを復元できるため、大量のファイルが見つかった場合でも目的のデータを探しやすいです。

また、USBメモリだけでなく、HDDやSSD、SDカードなどのデータ復元にも対応しているので、USBメモリ以外のデータを誤って削除した場合にも活用できます。

操作も複雑ではなく、復元したいUSBメモリを選んでスキャンし、検出されたファイルを確認して保存するという手順で進められるため、データ復元ソフトを初めて使う場合にも取り組みやすいでしょう。

ステップ 1:ソフトを起動

下記の無料ダウンロードボタンをクリックして、Aiseesoft データ復元をダウンロード・インストールしてから、起動します。

ステップ 2:フォーマットしたUSBメモリをスキャン

フォーマットしたUSBメモリをパソコンのUSBポートに接続して、ソフトの左側から「USB/SDカードの復元」機能を選択します。問題がなければ、「ディスクスキャン」ボタンをクリックして、フォーマットしたUSBメモリのスキャンが自動で開始されます。

フォーマットしたUSBメモリをスキャン

ステップ 3:復元したいUSBファイルを選択

スキャンが終わったら、左側の「パスリスト」や「タイプリスト」をクリックして、展開されたリストでファイルのパスや種類を選択して、ファイルを素早く見つけます。または、右側で選択したUSBファイルをプレビューすることができます。

復元したいUSBファイルを選択

ステップ 4:フォーマットしたUSBメモリを復元

復元したいUSBファイルを選択した後、右下の「全てを復元」ボタンをクリックして、復元後のファイルの保存先を指定してから復元が開始できます。復元が完了したら、指定した保存先から復元したファイルを確認できます。

フォーマットしたUSBメモリを復元

注意:復元した後のファイルを新しいドライブに保存してください。元のドライブに復元すると、復元可能な領域が上書きされ、復元に失敗する可能性があります。

実際テスト結果(復元状況はデバイスや使用条件によって異なります):

スキャンでは、フォーマット前に保存していた画像・動画・Word・Excelファイルはすべて検出できました。復元後に実際にファイルを開いて確認したところ、1,247件は正常に開くことができました。一方、一部のファイルはファイル名やフォルダ構成が失われていたほか、破損して開けないファイルも確認されました。

この結果から、クイックフォーマット後でもデータが上書きされていなければ、ファイルを復元できる可能性があります。ただし、保存されていたデータの種類やフォーマット方法、フォーマット後の使用状況によって復元結果は変わるため、復元したいデータがある場合は、USBメモリへの新しいデータの保存を避けて早めにスキャンすることが重要です。

データ復元の専門業者に依頼してフォーマットしたUSBメモリを復元する

USBメモリに物理障害がある場合や、データ復元ソフトでは対応できない論理障害がある場合は、データ復元の専門業者への依頼を検討します。

データ復元の専門業者に依頼することは、論理障害によるフォーマットでも、物理障害によるフォーマットでも、USBメモリを復元できます。専門的な設備や技術を用いて復元作業を行ってもらえます。

ただし、データ復元ソフトを利用する場合と比べて、費用は高額になる傾向があります。また、診断や復元作業に時間がかかることもあるため、すぐにデータが必要な場合には注意が必要です。

悪質業者もあるので、事前に口コミや実績を確認する必要があります。

フォーマットしたUSBメモリからデータを復元する時の注意点

フォーマットしてしまったUSBメモリからデータを復元する際には、慎重な行動が重要です。間違った対応をすると、本来復元可能だったデータが完全に失われてしまうリスクがあります。ここでは、データ復元を行う前に確認しておきたい注意点を紹介します。

USBメモリを再使用しない:USBメモリをフォーマットした後に再利用すると、新しいデータを書き込むことで、復元対象のデータが上書きされる可能性があります。そのため、データ復元を行うまではUSBメモリへの新たな書き込みを避け、復元作業以外では使用しないでください。

フォーマットを繰り返さない:初めて誤ってUSBメモリをフォーマットした場合は、クイックフォーマットになる可能性があり、この時点ではデータ復元の可能性が比較的高くなります。フォーマットを繰り返すとファイルシステムの情報がさらに書き換えられるため、データ復元を行う前に再フォーマットしないでください。

できるだけ早くデータを復元する:フォーマット後にUSBメモリを使い続けるほど、新しいデータによって元のデータが上書きされるリスクが高まります。フォーマットによりデータの損失に気づいたら、すぐにデータ復元ソフトを使用するか、重要なデータについては自力での作業を避けたいという場合は専門業者への依頼を検討してください。

フォーマットしたUSBメモリのデータの復元に関するよくある質問

完全フォーマットしたUSBは復元できる?

完全フォーマットしたUSBメモリのデータは、復元できる可能性がありますが、クイックフォーマットよりも難易度が高くなります。特にWindowsのバージョンやフォーマット方法によっては、ドライブ全体のデータ領域が上書き・初期化されるため、データ復元ソフトを使っても復元できない場合があります。

完全フォーマット後に新しいデータを保存すると、元のデータが上書きされて復元の可能性がさらに低下します。そのため、誤ってUSBメモリを完全フォーマットしてしまった場合は、できるだけ使用を中止し、別のストレージに復元データを保存できるデータ復元ソフトでスキャンすることが重要です。なお、USBメモリの状態やフォーマット方法によって結果は異なるため、復元ソフトの無料スキャンやプレビュー機能で、目的のファイルが検出できるかを確認するとよいでしょう。

CHKDSKでフォーマットしたデータを復元できる?

CHKDSKを実行した後でも、データを復元できる場合があります。ただし、CHKDSKはデータ復元を目的とした機能ではなく、ファイルシステムやディスクのエラーを検査・修復するためのWindows標準ツールです。CHKDSKの実行後にファイルが消えた場合は、データ復元ソフトでドライブをスキャンすることで復元できる可能性があります。また、CHKDSKによって「FOUND.000」フォルダや「.CHK」ファイルが作成された場合、一部のデータを復元できるケースもあります。

一方、CHKDSK後にフォーマットしたり、新しいデータを大量に保存して元データの領域を上書きしたりすると、復元できる可能性は低くなります。大切なデータが消えた場合は、復元作業を始めるまで対象ドライブへの書き込みをできるだけ避けることが重要です。

フォーマット前の状態に戻すことはできますか?

フォーマットしてしまったストレージを、フォーマット前の状態に完全に戻すことはできません。ただし、フォーマット後に新しいデータを保存していなければ、データ復元ソフトを使ってフォーマット前のファイルを復元できる可能性があります。

まとめ

以上、フォーマットしたUSBメモリからデータを復元する方法を紹介しました。

クイックフォーマット後のUSBメモリから自分でデータを復元したい場合は、データ復元ソフトを利用する方法が手軽です。一方、USBメモリが認識されない、物理的に破損している、または失いたくない重要なデータを扱っている場合は、無理に操作せず、データ復元の専門業者に相談することをおすすめします。

自分で復元を試したい場合は、Aiseesoft データ復元を利用できます。USBメモリをスキャンして復元可能なファイルを確認できるため、必要なデータが見つかるかを確認してから復元を進められます。

西崎 浩
西崎 浩

Aiseesoftスタジオの編集者として、2018年入社以来データ復元・PCシステム関連の記事を中心に執筆しています。パソコンから消えたデータの復元、システム最適化、エラー解決など、複雑になりがちな技術情報を初心者にも理解しやすい形で整理し、実践的で具体的な手順や解決策として紹介しています。

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