2026最新!外付けHDDのデータ復元方法(自分でもできる)
突然、外付けHDD(ハードディスク)に保存していた大切なデータが消えてしまった経験はありませんか?
写真や動画、仕事の重要ファイルなどを保存していたHDDは、大容量かつ低価格で多くの人に利用されていますが、誤削除・初期化・フォーマット・システムトラブルなどが原因で、データが失われてしまうことがあります。
「もう復元できないのでは?」と不安になる方も多いでしょう。ご心配なく、本文では、自分でHDDデータを復元する方法から、専門業者に依頼すべきケースまで、HDD復元の具体的な対処法をわかりやすく解説します。HDDのデータ消失でお困りの方は、ぜひ最後までご覧ください。
症状別|自分に合った復元方法を選択
外付けHDDのデータが消えた場合でも、すべてのケースで専門業者への依頼が必要になるわけではありません。誤削除や初期化などの論理障害で、パソコンがHDDを認識している場合は、データ復元ソフトで自力復元できます。
以下は、HDDのデータ消失に関するよくある事例と、それに対応する復旧方法をまとめたものです。
| 外付けHDDの症状 | 自分で復元できるか | 今すぐ行うこと | 避けるべき操作 | 推奨する対処法 |
|---|---|---|---|---|
| ファイルを誤って削除した | 可能 | HDDの使用を停止し、別のドライブに復元ソフトをインストールする | 新しいファイルの保存、削除したHDDへのソフトのインストール | データ復元ソフトを利用してスキャン、復元する |
| 外付けHDDを誤って初期化・フォーマットした | 可能 | 初期化後の使用を直ちに停止する | 再フォーマット、パーティションの再作成、新しいデータの保存 | データ復元ソフトを利用してスキャン、復元する |
| 「フォーマットする必要があります」と表示される | 可能 | 「キャンセル」を選び、HDDの使用を停止する | 画面の指示に従ってフォーマットする、CHKDSKを実行する | データ復元ソフトを利用してスキャン、復元する |
| HDDがRAWと表示される | 可能 | 「ディスクの管理」で容量と接続状態を確認する | RAWドライブのフォーマット、ファイルシステムの修復 | RAWドライブ対応の復元ソフトでデータを取り出してから再フォーマットする |
| 一部のフォルダーやパーティションだけ開けない | 可能 | 読み取れるデータを別のドライブへ退避する | 問題のあるHDDへの書き込み、パーティションの再構成 | 復元ソフトで失われたパーティションやファイルを検索、復元する |
| 別のUSBケーブルやパソコンでも認識されない | 物理障害の疑いあり | 電源を切り、追加の通電を控える | 分解、繰り返し再起動、復元ソフトによる長時間スキャン | データ復旧業者に初期診断を依頼する |
| カチカチ、ガリガリなどの異音がする | 不可 | 直ちに電源を切る | 再通電、分解、復元ソフトの使用 | 専門業者へ依頼する |
| 落下、水濡れ、強い衝撃の後に認識されない | 不可 | 電源を入れず、そのまま保管する | 乾燥目的の通電、ドライヤーの使用、分解 | 専門業者へ依頼する |
| 焦げた臭いがする、電源が入らない、回転音がしない | 不可 | ケーブルを外し、通電を停止する | 電源アダプターの交換を繰り返す、基板を自分で交換する | 専門業者へ依頼する |
注意: データ復元ソフトを使用する際は、復元したファイルを元の外付けハードドライブに保存しないでください。そうすると、まだ復元されていないデータが上書きされてしまう恐れがあります。
自分で外付けHDDデータを復元できる方法
自分で外付けHDDから復元するには必要なもの
下記、自分で外付けHDDから復元するには必要なものを紹介します。
外付けHDDと接続機器:まず、復元したいデータが保存されているHDDが必要です。外付けHDDをパソコンに接続するためのUSBケーブルやその他の接続ケーブルも必要です。
パソコン:自分でHDDを復元するには、復元ソフトウェアが対応している動作可能なWindows、macOSなどパソコンが必要です。
データ復元ソフト:自宅でHDDのデータを復元したいなら、専門のデータ復旧ソフトも必要です。このようなソフトウェアはさまざまなものが市販されています。ここでは使いやすいソフトウェアAiseesoft データ 復元の使用方法を紹介いたします。
データ復元ソフトを使って自分でHDDデータを復元する方法
自分でHDDデータを復元したいなら、安全性や信頼性が高いAiseesoft データ 復元を利用できます。このソフトは、パソコン内蔵HDDだけでなく、外付けHDDやポータブルHDDなど、さまざまなストレージデバイスから失われたデータの復元に対応しています。
対応するファイル形式も幅広く、写真、動画、音楽、Excelファイルなど復元できます。誤って削除したファイルはもちろん、フォーマットしたHDDやゴミ箱を空にしてしまった場合でも、保存領域にデータが残っている場合は復元できる可能性があります。
復元する前にファイルをプレビューできるため、必要なデータだけを選んで復元することが可能です。クイックスキャンとディープスキャンを搭載しており、状況に応じて効率的にHDD内のデータを検索できます。
メリット
- 高い復旧率で、幅広いファイル形式に対応しています。
- Windowsパソコンで利用できるほか、MacでHDDを復元することもできます。
- 保存場所の選択、スキャン、プレビュー、復元の順に画面が進むため、初回でも案内に沿って操作できます。
- フォーマットしたHDDや壊れたHDDからデータの復元が可能です。
- 特定のファイルタイプや名前で検索して、必要なデータをすぐに見つけ出すことができます。
- HDDから復元できるだけでなく、フラッシュドライブ、USBドライブ、 SDカードから復元など、様々なデバイスからデータを復元できます。
ステップ 1:ソフトをダウンロード
下の「無料ダウンロード」ボタンをクリックし、Aiseesoft データ 復元をパソコンにインストールします。
ステップ 2:HDDをスキャン
復元対象の外付けHDDをパソコンに接続します。ソフトを起動して、ホーム画面から接続した外付けHDDを選択します。また、内蔵HDDを対象にする場合は、該当する内蔵ドライブを選択します。HDDを選択した後、「スキャン開始」ボタンをクリックして、HDDをスキャンできます。
ステップ 3:復旧したいHDDファイルを選択
スキャンが完了したら、画面左側の「パスリスト」または「タイプリスト」から、復元するフォルダーやファイル形式を絞り込みます。画面上部の「削除したもののみ表示」をオンにすると、HDDから削除されたファイルだけを表示できます。ファイルを選択した後、プレビューすることも可能です。
ステップ 4:HDDファイルを復元
復旧したいHDDファイルを選択した後、「復元」ボタンをクリックします。復元処理が完了するまで待ちます。HDD復元が完了すると、復元に成功したファイル数と復元したファイルの保存先フォルダーが表示されます。
実際に外付けHDDを使用したデータ復元テスト結果
テスト用の外付けHDDで、以下のトラブルを想定して復元テストを実施しました。復旧結果は、ハードドライブの状態やデータの上書き状況によって異なります。以下の情報はあくまで参考としてご覧ください。
- HDDにある「写真」フォルダーを削除
- ゴミ箱を経由せず完全削除された状態
- 削除後、新しいデータの書き込みは行わない
- HDD自体は正常に認識され、異音や物理的な故障はなし
- OS:Windows 11 Pro 24H2(64bit)
- CPU: Intel Core i5-12400
- メモリ:16GB
- HDD :Western Digital Elements Portable 2TB(WDBU6Y0020BBK)
- 接続方式:USB 3.0(Type-A接続)
- ファイルシステム:NTFS
- HDD使用期間:約3年
- HDD使用容量:約820GB
- 復元対象データ:写真・動画など約3,200ファイル、合計約28.6GB
- クイックスキャン時間:約3分20秒
- クイックスキャン検出結果:約2,700ファイル、約25GBを検出
- ディープスキャン時間:約2時間15分
- ディープスキャン検出結果:約46,800ファイル、約390GBを検出
- 復元結果:対象3,200ファイル中、約3,050ファイルを正常復元(一部破損約120ファイル、復元不可約30ファイル)
- 復元データ保存先:Samsung Portable SSD T7 1TB(USB 3.2 Gen2)
- 復元データ容量:約27.8GB
- 保存時間 :約18分
専門業者に相談することで外付けHDDを復元する方法
自分でHDDを復元できない場合、データ復旧サービスを提供する専門業者に相談できます。特に、物理障害がある場合も対応可能です。
外付けHDDのデータ復元を専門業者に相談する場合は、復元成功率やデータの安全性を左右するため、業者選びが極めて重要です。下記では、考慮すべき点をいくつか挙げます。
- 外付けHDDの復元実績が豊富で、対応可能な障害種類(論理障害・物理障害・ファームウェア障害など)を明確に公開しているかを確認しましょう。
- 使用する復元設備(クリーンルームの有無)や技術体制、復元工程の説明が具体的であることも信頼性の指標となります。
- 事前診断や見積もりが無料かつ明確で、成功報酬型やデータ確認後の支払いに対応しているかも重要な判断基準です。
- 個人情報保護方針や守秘義務契約(NDA)の明示、国内拠点での作業対応なども、安心して外付けHDDのデータ復元を依頼するためのポイントといえます。
適切な専門業者を選択することで、外付けHDD復元の成功率を高め、二次障害のリスクを最小限に抑えることが可能です。ここでは、専門業者に相談する際の基本的なステップを説明します。
ステップ 1: まず、信頼できるデータ復元業者を選択します。復旧実績、対応できる障害、診断方法、料金体系、セキュリティ体制を比較して業者を選びます。HDDの障害内容を確認し、該当する障害への対応実績が豊富な業者を選んでください。
ステップ 2: 業者に連絡し、HDDの状態や問題点について説明します。ここでHDDの状態を初期診断し、復元の可能性や費用の見積もりを提供してもらいます。
ステップ 3: 初期診断でHDD問題が確認した後、業者はデータの保護を最優先にして作業を開始します。
ステップ 4: 最後に、復元されたデータの一覧を確認し、必要なデータが含まれているかを確認します。問題がなければデータ復元業者に料金を支払います。
評価が高く、技術的信頼性が認められているデータ復旧業者・サービスはどれありますか?
HDD、SSD、USB メモリ、NAS など多様な媒体に対応している「AOSデータ復旧サービスセンター」、物理障害・重度障害を含むストレージ復旧を専門とする「LIVEDATA」などがあります。
HDDからデータを復旧の確率を上げるためのポイント
HDDデータの復旧率は、消失原因、上書きの有無、障害の程度などによって大きく変わります。下記、復旧率を向上させる可能性のあるポイントをいくつか紹介します。
データの上書きを避ける:データが削除されたり、パーティションが失われたりした場合でも、データ自体はディスク上に残っていることが多いです。ただし、新たにデータを書き込むと、既存のデータが上書きされる可能性があります。データは一度上書きされてしまうと復元が困難です。したがって、データ復元作業を行う前に、HDDへの書き込みを避けるようにしましょう。
フォーマットしない:外付けHDDに問題があり、再度パソコンに接続すると「フォーマットしますか?」というプロンプトが表示される場合があります。この場合でも、フォーマットは避けてください。フォーマットしてしまうと外付けHDD復元が困難になるためです。
繰り返し再起動しない:HDDに障害が発生した場合、パソコンを繰り返し再起動しないでください。再起動を繰り返すとHDDへの負荷が増え、障害が悪化するおそれがあります。データの上書きを避けるため、すぐに使用を中止することをお勧めします。
HDDを分解しない:HDDが認識されない場合や、破損が疑われる場合は、自分で分解しないでください。HDDは精密機器で、専門的な知識と技術力がない場合、HDDをさらに損傷させ、復旧できるデータまで失うおそれがあります。
HDDデータをバックアップ:データ損失を防ぐために、定期的なHDDバックアップを行う習慣をつけることが最も重要です。重要なデータは、クラウドストレージや別の物理的なストレージに定期的にバックアップを取るようにしましょう!
HDDのデータが消える原因は?
HDDのデータが消える原因には、ケーブルの原因、論理的な原因、物理的な原因があります。以下にそれぞれの原因を詳しく説明します。
論理障害:
- HDD本体に物理的な異常がなくても、ファイルシステムやパーティション情報が破損すると、データを読み取れなくなることがあります。
- 誤操作による削除や初期化によって、データが消えたり上書きされたりすることがあります。
- 突然のシャットダウンや停電により、書き込み中のファイルやファイルシステムが破損し、データを開けなくなることがあります。
物理障害:
- 高温や湿気がHDDの内部部品に影響を及ぼし、物理的な損傷を引き起こすことがあります。
- 強い磁場や記録面の損傷は、HDDの読み取り異常を引き起こします。
- HDDが落下したり、強い衝撃を受けると、内部の部品が破損し、データが失われることがあります。
- 長期間の使用により、HDD内部の部品が経年劣化し、読み取り障害が発生することがあります。
- HDDの読み取り/書き込みヘッドがディスクの表面に接触すると、物理的な損傷を引き起こし、データが消失することがあります。
ケーブルの原因:
- ケーブルの接触不良や差し込み不足により、外付けHDDが認識されないことがあります。
- USBケーブルやSATAケーブルの断線・劣化で、接続が不安定になります。
- ケーブル規格の不一致や相性問題がある場合、正常に動作しないことがあります。
HDD復元に関するよくある質問
HDDを復元できるフリーソフトがある?
HDDを復元できるフリーソフトがあります。例えば、Aiseesoft フリー データ復元を利用することができます。このソフトは、Aiseesoft データ復元の無料版として、スキャンとプレビューに加え、合計最大200MBまでデータを復元できます。ただし、クラッシュしたPC/Macからの復元など、一部機能は有料版のみです。
認識しないHDDを復活させる方法はありますか?
認識しないHDDを復旧したいなら、まず、電源が入っているか、HDDとパソコンの接続に問題があるかどうかを確認する必要があります。また、パソコンを再起動するか、別のUSBケーブル、電源アダプター、USBポートに交換して確認します。それでも問題がなければ、HDDが「ディスクの管理」または復元ソフト上に表示され、異音や物理損傷の兆候がない場合は、復元ソフトでスキャンします。どちらにも表示されない場合は、使用を停止して専門業者へ相談してください。
外付けHDDに隠したファイルを表示する方法は?
Windowsの設定や誤操作により、外付けHDD上のファイルが非表示になることがあります。では、外付けHDDに隠したファイルを表示するには、エクスプローラーを開き、[表示]→[表示]→[隠しファイル]をオンにします。
なぜ外付けHDDを復元できる?
外付けHDDのデータは、NTFS、FAT32、exFAT、HFS+などファイルシステムによって管理されています。ファイルシステムは、ファイルの名前、サイズ、位置などのメタデータを保存するためのデータベースのようなものです。
ファイルが削除されると、画面上で見えなくなっただけで、実際に外付けHDDから完全削除されるわけではありませんが、元の場所が「空き領域」としてマークされます。この時は、いつでも新しいデータで上書きされる可能性があります。しかし、新しいデータで上書きされていない場合、パソコンでのデータ復元ソフトは、HDDファイルの残存情報や元のファイルの構造を解析して復元できます。
まとめ
本記事では、HDDのデータを失った場合にAiseesoft データ 復元を使用して自分でHDD復元する方法と専門業者に相談するステップを紹介いたします。
誤削除や初期化などの論理障害は復元ソフト、異音・落下・通電不良などの物理障害は専門業者を選択します。
Aiseesoft データ 復元というソフトは、HDD復元できるだけでなく、パソコンの内蔵HDDやSSDからの復元、デジタルカメラ、USBメモリ、リムーバブルディスクなどからのデータ復元にも対応しています。
誤削除や初期化などの論理障害では、上書きを防ぐため直ちにHDDの使用を停止し、復元先は必ず別のドライブに指定してください。