Windows 10/11で削除され、消えたOfficeファイルを復元する方法
Windows 10/11でOfficeファイルが突然なくなったことがありますか?Excel、Word、PowerPointなど、仕事や学業に欠かせない便利なソフトウェアはたくさんあります。それらのファイルが消えてしまうと、大変困りますよね。
万が一の場合、どうやって消えたOfficeファイルをWindowsで復元できますか。本文では、誤削除や誤操作、予期せぬ故障で消えてしまったOfficeファイルを復元する方法をご紹介いたします。

なぜ、Windows 10でOfficeファイルが消えた?
Windows 10/11にアップグレードした後、Microsoft Officeが消えてしまったことに気付きました。Microsoft Officeはビジネスや学業で欠かせないツールであり、Word、Excel、PowerPointはいずれも重要な文書作成に利用されています。時間をかけて作成したファイルを削除すると、大きな損失につながります。
また、誤った操作や誤削除、パソコンのクラッシュ、ウイルス感染、ソフトウェアのバグなど原因でOfficeファイルがなくなった可能性があります。
では、Officeファイルが消えてしまった場合、どのように対処すればよいのでしょうか?
下記では、Windows自体のシステム復元機能を利用してOfficeファイルの復元する方法や、システム復元機能で復元できない場合にデータ復元ソフトでの復元する方法を紹介いたします。
Windowsシステムの復元を使用して消えたOfficeファイルを復元
Windows 10/11の「システムの復元」機能は、システムファイルや設定を以前の正常な状態に戻すことができます。これを利用して復元ポイントを選択して消えたOfficeファイルを復元することが可能です。以下ではWindows10での操作方法を例に説明します
Windowsが起動できる場合
ステップ 1Windows 10の「スタート」を開いて、「設定」⇒「システム」をクリックしてその詳細画面を開きます。
ステップ 2そして、「詳細情報」⇒「システムの保護」⇒「システムのプロパティ」タブを開いて、「システムの復元」をクリックします。

ステップ 3「システムの復元」画面では、「次へ」をクリックして、「システムファイルと設定を復元します。」という画面に入って、「別の復元ポイントを選択する」をクリックし、「次へ」をクリックします。

ステップ 4次の画面から復元ポイントを選択して、「削除されるプログラムとドライバー」ボックスと「復元が見込まれるプログラムとドライバー」ボックスを確認して、問題がなければ「閉じる」をクリックします。そして、復元ポイントを確認して「次へ」をクリックして、出てきた「復元ポイントの確認」という画面の内容を確認し、「完了」をクリックします。画面の指示に沿って、システムの復元を進めてパソコンが再起動されるまで進めます。
ステップ 5最後、パソコンを起動して、パソコンが以前の状態に復元されることを確認して、消えたOfficeファイルを復元してみてください。

Windowsが起動できない場合
ステップ 1パソコンの電源を入れ、Windowsロゴが表示される前に電源ボタンを長押して強制終了します。この操作を2~3回繰り返すと、「オプションの選択」画面が表示されます。
ステップ 2次に、「詳細オプション」⇒「トラブルシューティング」⇒「詳細オプション」の手順をクリックします。表示され画面で「システムの復元」機能を選択します。

ステップ 3すると、「システムファイルと設定の復元」画面が表示されて、「次へ」ボタンをクリックします。
ステップ 4この後、復元ポイントの一覧が表示されます。この中から復元したいものを選択します。
ステップ 5最後、表示され内容を確認してから、「完了」ボタンをクリックします。しばらくすると、システムは最後のバックアップバージョンに復元されます。再起動して、消えたOfficeファイルが復元できるかどうかを確認できます。
- 注:事前に、「システムの復元」機能が有効化されていない、復元ポイントが作成されていない場合、消えたOfficeファイル復元は実行できません。
パックアップがない!データ復元ソフトで消えたOfficeファイルを復元
Windowsの「システムの復元」機能でOfficeのファイルが復元できない場合、一番効率的で使いやすいのAiseesoft データ復元をおすすめします。
このソフトは、予期せぬソフトのクラッシュ、パソコンのクラッシュ、誤操作、フォーマット、ウイルス攻撃など各様な故障で消えたファイルの復元が対応できます。特に、Word復元、Excel復元、PPT復元などすべてOfficeファイル形式の復元が対応できます。
これを使って、Officeソフトのインストールパッケージの復元と、ドキュメントなどの個人ファイルの復元ともサポートします。ただ3ステップで消えたOfficeファイルが復元でき、パソコンが苦手な人でも簡単に使えます。
メリット:
- 検出率と復旧率が高い
- 音声や動画、画像、ドキュメント、ZIPなど様々なデータを復元可
- ハードディスク復元、デジタルカメラやSDカード、USBメモリカードなどの消えたデータを復旧
- クイックスキャンとディープスキャンで徹底的に消えたデータを見つけられる
- フィルターとプレビュー機能が搭載
- Windows 11/10/8/7/Vista/XP、Macで消えたデータを復元
では、このデータ復元ソフトを無料ダウンロード・インストールして、Windows 10/11から消えたWord、ExcelなどのOfficeファイルを復元する方法を一緒にチェックしましょう!
ステップ 1Officeファイルの保存場所を選択
このデータ復元ソフトを立ち上げて、メイン画面から復元したいOfficeファイルの保存場所であるハードドライブにチェックを入れます。

ステップ 2消えたOfficeファイルを見つけるためのスキャンをする
データ復元の右下にある「スキャン」ボタンをクリックして、Windows 10/11から消えたOfficeファイルを見つけるためのスキャンを行い始めます。クイックスキャンが終わったら、自動的にディープスキャンに切り替わりますので、消えたOfficeファイルを徹底的に見つけられます。

ステップ 3Windows 10/11の消えたOfficeファイルを復元
スキャンが終わったら、サイドバーのパスリストから復元したいOfficeファイルを見つけたり、フィルターにOfficeファイルの名前または拡張子を入力したりして見つけて、右下にある「復元」ボタンをクリックします。すると、オフィスの消えたファイルをWindows 10/11に復元できます。

このデータ復元ソフトは動画や音声、画像、ZIPなどのデータの復元に対応できて、一見で分かりやすいインタフェースなので、初心者でも簡単に操作できます。
よくあるご質問(FAQ)
質問 1:ソフトウェアのバグによるOfficeファイル損失はどう対処すれば良いですか。
答え 1:ソフトウェアのバグが原因でOfficeのファイルが開かないで消えてしまうかもしれません。その時、Officeを一度アンインストールして再度インストールしてみてください。
質問 2:ゴミ箱から消えたOfficeファイルを復元できる?
答え 2:WordやExcel、PPTなどのOfficeファイルが消えたら、ゴミ箱に移動されるのは一般的です。そこで、まずは、パソコンのゴミ箱からチェックしたほうが良いです。では、Shift+DeleteでWordやエクセルなどのOfficeファイルを削除してしまった場合、ゴミ箱に移動されずに、復元するのは難しそうです。でも、慌てないで、Shift+Deleteで削除したファイルを復元する方法までご参考ください。
質問 3:Officeソフトが突然消えてしまったら、どうすれば良いですか。
答え 3:Officeソフトが消えてしまったら、Windowsの「スタート」⇔「設定」⇔「アプリ」⇔「アプリと機能」のアプリ一覧から「Microsoft Office」をクリックして、「変更」をクリックします。そして、「Office修復プログラムをどのように修復しますか?」画面のクイック修復とオンライン修復を実行して修復してみてください。
まとめ
以上は、Windows 10/11で消えたOfficeファイルが何らかの原因で消えてしまったときの復元方法です。今後、誤操作やクラッシュ、OfficeソフトのバグなどによってOfficeファイルが消えたら、上記のWindows 10/11 Officeファイル復元方法をご参考ください。