業務効率化!無料・簡単なWEB会議を録画する方法
リモートワークやハイブリッドワークが主流となった現代のビジネスにおいて、Web会議は欠かせないコミュニケーションツールです。
会議が終わった後、「もう一度議論の詳細を確認したい」「参加できなかったメンバーに内容を共有したい」と感じたことはありませんか?そんなときに便利なのが、Web会議を録画しておく方法です。
この記事では、誰でも簡単にできるWeb会議の録画方法をわかりやすく紹介します。
WEB会議を録画したい?
近年、AI技術の応用により、多くの会議ソフトが議事録を自動生成できるようになっています。議事録は会議後のレビューや、会議を欠席した人のための参考資料として活用できます。
しかし、議事録の正確性はまだ低く、重要な内容が漏れてしまう可能性があります。WEB会議の録画は、より安全で効果的な方法です。
WEB会議を録画するには、主に二つ方法に分けて、WEB会議ソフト自体の録画機能を使って録音する方法と、他の専用録画ソフトを使って録音する方法があります。下記では、この二つ方法のメリットとデメリットを紹介いたします。
| メリット | デメリット | |
| WEB会議ソフトの標準機能 | 操作が簡単; 参加者全員の音声を自動で記録; 情報漏洩の可能性が少ない |
主催者しか録音できない場合がある; 音質や録音形式を細かく設定できない; 録音データの保存期間の制限がある 参加者全員にバレる |
| 専用録音ソフト | 高音質で録音可能; 必要な部分だけ録音できる; 編集機能付ける; バレずに録画できる; Web会議だけでなく、ほかの画面も録画できる; |
別途ソフトをインストールする必要がある; 高機能を利用するには、料金を支払う場合がある |
では、下記はZoom、Teams、Google Meet三つ人気があるWeb会議で画面を録画する方法と5つ使いやすい録画ソフトを紹介いたします。
WEB会議ソフトの自体機能で録画する方法(バレる)
Web会議の基本機能は、遠隔地にいる者同士が画像や音声に加えて資料内容などをインターネット回線上でやり取りすることで、スムーズに意思疎通を図ることができるようにすることです。
市販にはWeb会議ソフトは数多く存在しており、なかには無料で提供されているものもあります。今回は、Zoom、Teams、Google Meetという録画機能がありWeb会議ソフトを紹介いたします。
Zoom会議の録画する方法
Zoomはビデオ通話ツールであり、1対1ならば時間無制限、グループ通話ならば40分ほど無料利用できます。ホワイトボード機能や画面共有機能もあり、録画機能により会議の様子を見返して議事録の作成できます。
ボタン一つで会議全体を録画でき、初心者でも扱いやすいですが、主催者しか録画できません。参加者が録画するには許可が必要です。
ステップ 1:Zoomを起動し、会議を開始します。画面下のメニューから「レコーディング」ボタンをクリックして、録画が開始できます。
ステップ 2:録画を終了したい場合は、「録画の停止」ボタンをクリックします。
ステップ 3:会議終了後、録画データは自動的にローカルフォルダに保存されます。
Teams会議の録画する方法
Teamsは、1対1またはグループでチャット、ビデオ会議、ファイル共有などを統合したビジネス向けコミュニケーションソフトです。これを使って、音声や映像画面を同時に録画することができます。
ただし、録画機能は一部の有料プランのみ対応しており、無料版では利用に制限があります。録画の保存期間にも制限があり、一定期間後に自動削除される場合があります。
ステップ 1:Microsoft Teamsを起動し、会議を開始します。画面上部のメニューから「その他(・・・)」をクリックし、「録画の開始」を選択します。
ステップ 2:録画中は画面上に通知が表示され、参加者全員にも録画中であることが通知されます。
ステップ 3:録画を終了したい場合は、再度「その他(・・・)」→「録画の停止」を選択します。Microsoft OneDriveまたはSharePointに、録画したファイルがアクセスできます。

Google Meet会議の録画する方法
Google Meet会議の録画機能は、無料の個人用Googleアカウントでは利用できません。有料の「Google Workspace」アカウントが必要です。高品質で参加者の画面、音声、チャットメッセージなどをまとめて記録できます。録画と同時に自動音声認識による文字起こしが行われ、後から字幕として表示したり、別テキストとして書き出したりできます。
録画は会議の主催者のGoogleドライブに保存され、便利な共有リンクが生成されます。
ステップ 1:Google Meetで会議に参加します。画面下部のコントロールバーにある「・・・」ボタンをクリックし、「ミーティングを録画」を選択します。
ステップ 2:すると、画面の左上に「録画中」という赤いインジケーターが表示されます。
ステップ 3:再度、コントロールバーの「・・・」ボタンをクリックし、「録画を停止」を選択します。録画が停止されると、ドライブのルートディレクトリに「Meet Recordings」というフォルダが自動生成され、そこに保存されます。

録画ソフトを利用してWEB会議を録画・保存する方法(バレなし)
他の参加者に知らせずに会議を録画し、後で自分だけのために確認したい場合は、専用の録画ソフトウェアを使用できます。ここでは、WindowsとMacで標準搭載された機能と、ほか人気がある無料且つ簡単で利用可能なソフトを紹介いたします。
Aiseesoft スクリーンレコーダーを使ってWEB会議をバレずに高画質録画する
Aiseesoft スクリーンレコーダーは、一体で市場にあるすべての主流のWeb会議の録画が対応できます。例えば、Teams、Google Meet 、 Zoom録画などことができます。主催者側の許可は必要ないで、長時間録画することが可能です。
Web会議の録画、録音できだけではなく、内蔵の編集機能を利用して、チュートリアル、プレゼンテーションなどの動画を作成できます。自分のニュースに応じて録画した動画ファイルをMP4、WMV、MOV、AVIなどとして出力することもできます。
では、Aiseesoft スクリーンレコーダーを利用してWeb会議を録画する方法について解説します。
ステップ 1:ソフトをダウンロード
下記の無料ダウンロードボタンをクリックして、Aiseesoft スクリーンレコーダーをお使いのWindows・Macパソコンにダウンロード、インストールします。
ステップ 2:録画機能を選択
ソフトを実行して、「動画レコーダー」画面が表示されます。Web会議を録画したいなら、他のモードを選択する必要はなく、直接使用できます。

ステップ 3:WEB会議録画を開始
録画したいWeb会議ソフトを起動します。会議ウィンドウ範囲に合わせて、録画ウィンドウの範囲を調整できます。システム音とマイク音をカスタマイズできます。会議の音声のみを録音したい場合は、マイクの録音をオフにすることができます。
また、Webカメラの映像を録画するかどうかを選択することもできます。
そして、ボトムにあるツールバーにある録画時間の設定、予約録画機能も利用できます。設定が終わったら、「REC」ボタンをクリックして録画開始します。

ステップ 4:WEB会議録画を編集
ウェブ会議動画を録画する時、編集機能の画面をタップして、録画した画面に注釈をつけ、線、丸のメモを追加などもできます。この機能を利用して、会議の重要なポイントをマークできます。

ステップ 5:WEB会議録画を保存
停止ボタンをクリックして、録画したウェブ会議ファイルは自動にパソコンに保存されています。「履歴」ボタンをクリックして、録画した全てファイルを管理、編集することができます。

Windows標準機能GameBarを使ってWEB会議を録画する
Windows 10/11でWeb会議を録画するには、標準機能「GameBar」を利用することができます。これは専門的なゲーム録画ソフトですが、Windowsの他の画面無料録画できます。ショートカットキーを押すことで、ゲームバーを呼び出せます。操作方法がとても便利なので、誰でもすぐに使えます。
ステップ 1:録画したいWEB会議画面を開きます。
ステップ 2:Windows 10/11にはXBOXアプリが標準搭載なので、直接にショートカットキー「Windows ロゴ」+「G」を押したら、GameBarのゲームバーを呼び出します。
ステップ 3:次にポップアップしたウィンドウに、「はい、これをゲームとして記憶します。」にチェックを入れます。ゲーム録画バーが表示したら、赤いラウンドをクリックして、或いはWindows ロゴ+ Alt + Rを押したら、GameBarでWEB会議の録画が開始できます。

Mac標準機能スクリーンショットを使ってWEB会議を録画する
Mac標準のスクリーンショット機能を利用して、追加ソフト不要、Web会議を録画することもできます。パソコン全画面を録画するか、Web会議ウィンドウにより選択して録画するかを選択可能です。
ステップ 1:「Shift + Command(⌘)+ 5」を同時に押して、「スクリーンショット」ツールバーが表示されます。
ステップ 2:WEB会議のウィンドウを開きたまま、マウスで会議画面の範囲をドラッグして指定します。「マイク」欄からMacの内蔵マイクを選択します。
ステップ 3: 「収録を開始」をクリックすると、WEB会議の録画が始まります。録画を終了した後、自動的にデスクトップに保存されます。

画面録画フリーソフト「アマレココ」を使ってWEB会議録画
アマレココはamamanという方から開発&販売しているPC画面録画フリーソフトで、Zoom,、Teams、 Google MeetなどWEB会議の録画ことが対応できます。
録画した動画の画質、音質は有料ソフトにも引けをとりません。また、他の多機能なソフトには劣るものの、通常利用で困らないだけの最低限の機能が備え付けられています。
ただし、このソフトは音声録音に失敗することがよくあります。そのため、正式な会議の前に友人とテスト通話を行い、録音機能が正常に動作することを確認してください。
ステップ 1:「 アマレココ及びコーデックAMV4をパソコンにダウンロードして解凍します。AmaRecCo.exeをクリックして、「ストップ」の後ろにある「枠」をクリックして、録画範囲を指定します。
ステップ 2:「スタート」ボタンをクリックして、無料でWEB会議画面を録画します。「ストップ」ボタンをクリックしたら、終了します。

AG-デスクトップレコーダーでWEB会議を録画する
AG-デスクトップレコーダーはオリジナルコーデックのAGM形式での動画キャプチャーが可能なデスクトップ録画ソフトです。デスクトップの録画にはAGMの他に、WMV、AVI、MP4形式での保存に対応します。シンプルながらも高性能な動画キャプチャーツールとして、デスクトップ全体または指定した矩形領域内のWEB会議動画を録画できます。
ステップ 1:AG-デスクトップレコーダーをダウンロード、実行したら、タスクトレイの「AG」アイコン の右クリックメニュー「録画開始」をクリックします。指定範囲を録画するには、メニューにある「領域指定録画」をクリックします。
ステップ 2:範囲を選択すると、「録画領域を設定しました。次の処理を選択してください。」画面が表示されます。「録画を開始する」ボタンをクリックすると、WEB会議録画を開始します。

ステップ 3:WEB会議録画を終了するなら、タスクトレイの「AG」アイコンの右クリックメニュー「録画終了」をクリックします。
WEB会議録画に関するよくある質問
質問 1: WEB会議を録画するのは違法?
答え 1:会議での発言や姿は、個人のプライバシーや肖像権に当たります。本人の承諾なくこれらを録画することは、権利侵害とみなされる可能性が高いです。特に、無断で録画した動画を公開すれば、訴訟や懲戒処分になり得ます。
質問 2: Game DVRでWEB会議を録画したいですが、うまくできません。どうすればいいですか?
答え 2:Game DVRで録画できないなら、パソコンの設定でGame DVRが有効化かどうかを確認する必要があります。すでに有効化されている場合は、ショートカットキーが別のアプリケーションによって使用されている可能性があります。そのほか、録画するコンテンツを認識できない可能性もあります。
質問 3: WindowsでWeb会議の画面録画はできますか?
答え 3:Windows10/11で標準機能ゲームバーを利用して、Web会議の画面録画を録画できます。しかし、Windows 10以前のバージョンでは、この機能はありません。この時、Aiseesoft スクリーンレコーダーを利用して、Web会議の画面録画できます。
質問 4: Web会議を録音する際の注意点?
答え 4:Web会議を録音する際に、最も重要なのは参加者全員の同意を得ることです。「盗聴」と「秘密録音」は違法の可能性があります。保存パスに十分な空き領域があることを確認することも非常に重要です。そうしないと、途中で録音が失敗し、重要な情報が録画されない可能性があります。
まとめ
以上は、Zoom、Teams、Google Meet三つ人気があるWeb会議の録画する方法と5つ使いやすい録画ソフトを紹介いたします。利用する環境や目的に合わせて、自分に最適な方法を選択しましょう!
長期にわたる安定した記録と、参加者に知られずに録画したい方は、Aiseesoft スクリーンレコーダーをお薦めします。ただし、録画データを第三者へ無断で共有・公開する行為はトラブルの原因になる場合があります。著作権やプライバシーを守るためにも、データの扱いには注意が必要です。
