【2026最新】iPadのデータを復元する方法
iPadから誤って写真や動画、連絡先などのデータを削除してしまった場合でも、「最近削除した項目」やiCloud・パソコンのバックアップから復元できる可能性があります。一方、バックアップがない場合やiPad本体が故障している場合は、データの状態や削除後の操作によって復元できるかどうかが異なります。
本記事では、iPadのデータを復元する方法を、バックアップの有無やiPadの故障状況に分けて詳しく解説します。標準機能で復元する方法から、バックアップなしで復元を試す方法、故障したiPadからデータを取り出す際の注意点まで紹介するので、現在の状況に合った方法を確認してください。

消したiPadのデータは復元できる?
iPadから削除した写真や動画、連絡先、メモなどのデータは、削除した場所やバックアップの有無、iPad本体の状態によっては復元できる可能性があります。特に、削除直後で「最近削除した項目」に残っている場合や、削除前のiCloud・パソコンのバックアップがある場合は、比較的復元しやすいケースです。一方、バックアップがなく、削除したデータが完全に消去されている場合は、復元が難しくなることがあります。
また、iPad本体が故障している場合は、データが残っていても通常の操作で取り出せないケースがあります。まずは現在の状況を確認し、データを上書きしたり初期化したりする前に、利用できる復元方法を試すことが重要です。
| 状況 | 復元方法 | 復元できる可能性 |
|---|---|---|
| 「最近削除した項目」にデータが残っている | 「最近削除した項目」から復元 | 高い |
| iCloudに削除前のバックアップがある | iCloudバックアップから復元 | 高い |
| MacやWindows PCに削除前のバックアップがある | FinderやAppleデバイスアプリなどから復元 | 高い |
| バックアップなしでデータを削除した | データ復元ソフトなどを試す | 状況によって異なる |
| iPadが水没・破損して起動しない | 専門のデータ復旧サービスなどを検討 | 故障状況によって大きく異なる |
特に注意したいのが、「バックアップがあるから必ず復元できる」とは限らない点です。バックアップの作成時期によっては、削除したデータがすでに含まれていない可能性があります。また、バックアップからiPad全体を復元する方法では、現在iPadに保存されているデータが置き換わる場合があるため、復元前に必要なデータを別の場所へ保存しておくことをおすすめします。
バックアップからiPadを復元する方法
iCloudバックアップからiPadデータを復元する
iPadを紛失・故障・初期化した場合でも、事前にiCloudバックアップを作成していれば、そのバックアップを新しいiPadや初期化したiPadに復元できます。バックアップに含まれているメモ、写真、メールなどのデータを、バックアップを作成した時点の状態に戻すことが可能です。
ただし、iCloudバックアップから復元するには、基本的にiPadを初期化して「Appとデータ」の設定画面からバックアップを選択する必要があります。現在のiPadに保存されているデータは復元時に上書きされる可能性があるため、必要なデータがある場合は、事前に別の方法でバックアップしておくことをおすすめします。また、バックアップの容量や通信環境によっては、復元に時間がかかる場合があります。
ステップ 1:「設定」→「一般」→「転送またはiPadをリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択します。画面の指示に従ってiPadを消去します。
※すでに初期化済みの場合は、この手順は不要です。
ステップ 2:iPadを起動し、「こんにちは」などの初期設定画面から進みます。Wi-Fiに接続し、Apple Account(旧Apple ID)でサインインします。
ステップ 3:「Appとデータ」画面で「iCloudバックアップから復元」をタップします。表示されたバックアップの一覧から、復元したい日時のバックアップを選択します。
ステップ 4:すると、iCloudバックアップからデータの復元が開始されます。
Finder/iTunesバックアップからiPadデータを復元する
MacではFinder、WindowsではiTunesを使って、パソコンに保存したバックアップからiPadのデータを復元することも可能です。
インターネットから大量のデータをダウンロードする必要がないため、すでにPCにバックアップが保存されていれば、 ネットワーク環境に左右されにくいという特徴があります。
一方、バックアップを保存したMacやWindows PCが必要です。PCが故障したり、バックアップファイルを削除したりすると、そのバックアップから復元できなくなる可能性があります。
また、iCloudバックアップと同様に、バックアップ作成後に追加・変更されたデータは、そのバックアップからは基本的に復元できません。
iTunesバックアップからiPadのデータを復元する方法(Windows/macOS Mojave以前の場合):
ステップ 1:Windows PCにiTunesをインストールし、最新版に更新します。USBケーブルでiPadをPCに接続します。
ステップ 2:iTunes上部に表示されるiPadのアイコンをクリックします。「概要」画面で「バックアップを復元」をクリックします。
ステップ 3:復元したいバックアップを選択し、「復元」をクリックし、処理が完了するまでiPadとPCを接続したままにします。
FinderバックアップからiPadのデータを復元する方法(macOS Mojave以降の場合):
ステップ 1:USBケーブルでiPadとMacを接続します。iPad側で「このコンピュータを信頼しますか?」と表示された場合は、「信頼」をタップします。
ステップ 2:MacでFinderを起動し、サイドバーの「場所」から接続したiPadを選択します。
ステップ 3:「一般」タブの「バックアップを管理」などから、Macに保存されているバックアップを確認します。復元したいバックアップを選択し、「復元」をクリックします。完了後、iPadが再起動し、バックアップ作成時の状態に戻ります。
バックアップなしでiPadを復元する方法
「最近削除した項目」からiPadのデータを復元する
写真・動画や一部のファイルなどは、削除後の一定期間であればiPadの「最近削除した項目」機能を使って直接復元できます。
パソコンや専用のデータ復元ソフトを用意する必要がなく、iPadだけで操作できます。バックアップから復元する方法と比べて手順が簡単で、削除したデータを元の状態に戻せる可能性があります。
ただし、「最近削除した項目」に保存される期間を過ぎると自動的に完全削除されるため、この方法では復元できません。また、復元できる期間や操作方法は、写真・動画、ファイルなどデータの種類によって異なります。
ステップ 1:iPadで「ファイル」アプリを開きます。「ブラウズ」から「最近削除した項目」を選択します。
ステップ 2:表示された画面で復元したいファイルを長押しします。
ステップ 3:「復元」をタップして、消えたファイルを元の保存場所に戻します。
データ復元ソフトを利用してiPadのデータを復元する
バックアップを作成しておらず、「最近削除した項目」にも復元したいデータが残っていない場合は、Aiseesoft iPhone データ 復元を使って、iPad本体から削除されたデータをスキャンして復元できる可能性があります。
Aiseesoft iPhone データ 復元には「iOSデバイスから復元」のほか、iCloudバックアップやiTunesバックアップからデータを取り出す機能も用意されています。バックアップ全体をiPadに戻すのではなく、必要なデータだけを選択して復元できるため、「iPadの現在のデータを残したまま、以前の写真だけ取り戻したい」といった場合にも利用できます。
このソフトは、iPadの写真、動画、音楽、メモ、連絡先、カレンダー、リマインダーなど様々な種類のファイルの復元に対応しています。例えば、仕事用のiPadで誤って重要なメモを削除した場合や、旅行中に撮影した写真を整理する際に必要な画像まで消してしまった場合など、標準機能では復元できないケースの選択肢の一つになります。
実際に検証したところ、初期化したiPadからデータ復元、水没したiPadからデータ復元、画面が破損したiPadなど、状況によってはデータを復元できる可能性があります。
ここでは、iPad本体からデータを復元する方法を例に、使い方を説明します。
ステップ 1:ソフトを起動、iPadを接続
Aiseesoft iPhone データ復元をダウンロードして実行します。ホーム画面から「iPhone データ復元」→「iOSデバイスから復元」の順に選択します。iPadをUSBケーブルでパソコンに接続します。
ステップ 2:iPadをスキャン
iPadが認識されたら、「スキャン開始」ボタンをクリックします。これで、iPadから消えた写真、動画、カレンダー、メモなどのデータを自動的に検出します。
ステップ 3:iPadデータを復元
iPadをスキャンした後、左側に復元できるファイルの保存場所が表示されます。右側に詳細なデータが表示されます。この中から復元したいiPhoneデータを選択できます。右下の「復元」ボタンをクリックして、消えたiPadデータをパソコンに保存できます。
故障したiPadからデータを復元する方法
iPadがまったく起動しない、パソコンに認識されない、落下などによる物理的な故障が疑われるといった場合は、データ復旧を専門とする業者に相談する方法があります。
特に基板故障などの物理的なトラブルでは、一般的なデータ復元ソフトだけでは対応できない場合があります。専門業者では、故障したiPadの状態を確認したうえで、データを取り出せる可能性や必要な作業について案内してもらえます。
ただし、業者に依頼すれば必ずデータを復元できるわけではありません。また、作業内容によっては費用が高額になることもあるため、依頼前に料金体系や復旧できなかった場合の費用、対応できる故障の種類などを確認しておくことが大切です。
データ復旧を専門業者に依頼する場合は、次のポイントを確認しましょう。
- iPadやiOS端末の復旧実績があるか
- 故障の種類に対応しているか
- 事前診断に対応しているか
- 料金体系が明確か
- 復旧できなかった場合の費用は明確か
- 個人情報やデータの取り扱いは明確か
iPadのデータ復元に関するよくある質問
iPadのデータが消えた原因は?
iPadのデータが消える原因には、写真や動画、メモ、ファイルなどを誤って削除したケースのほか、iPadの初期化、iPadOSのアップデート失敗やシステム障害、iCloudの同期設定によるデータの変更、パスコード入力ミスによる初期化、容量不足、アプリやファイルの操作ミスなどがあります。
また、落下・水没・基板やストレージの故障など、iPad本体の物理的なトラブルによってデータにアクセスできなくなる場合もあります。
なぜiPadのデータ復旧は難しいのか?
iPadのデータ復旧が難しい主な理由は、iPadのストレージやデータが強く暗号化され、iOS/iPadOSのセキュリティによってデータへの直接アクセスが制限されているためです。特に、初期化やパスコードロック、システム障害、物理故障などが発生すると、通常のパソコンのようにストレージを取り外して簡単にデータを読み取ることができません。
また、削除したデータが新しいデータによって上書きされた場合や、バックアップが存在しない場合は、復旧できる可能性がさらに低くなります。そのため、iPadのデータを失った場合は、まず「最近削除した項目」やiCloud、Finder/iTunesなどのバックアップを確認し、必要以上に操作を行わないことが重要です。
iPadのバックアップからデータが復元できないのはなぜ?
iPadのバックアップからデータを復元できない原因は、バックアップ自体が作成されていない、バックアップに目的のデータが含まれていない、バックアップが古い、Apple Accountやバックアップの種類が異なるなどが考えられます。
iCloudバックアップの場合は、iCloudの空き容量不足や同期設定、バックアップの作成日時なども確認が必要です。一方、Finder/iTunesのバックアップでは、使用しているパソコンやバックアップデータの破損、暗号化バックアップのパスワードを忘れたことなどが原因になる場合があります。
また、バックアップから復元できても、復元時点より後に追加・変更されたデータは戻らない点にも注意が必要です。まずは利用可能なバックアップの日時と容量、対象データが含まれているかを確認することが重要です。
結論
iPadのデータを復元する場合は、まず「最近削除した項目」やiCloud、パソコンのバックアップを確認しましょう。バックアップがない場合や、バックアップに必要なデータが含まれていない場合は、データ復元ソフトを利用して復元可能なデータをスキャン・確認する方法があります。
バックアップなしで削除したデータを復元したい方には、Aiseesoft iPhone データ 復元がおすすめです。このソフトは、iPadのメモの復元を含め、写真や動画、文書などのデータの復元に対応しています。
iPadが故障して起動しない場合は、無理に操作せず、専門のデータ復旧サービスも検討しましょう。
現在のiPadの状態やデータの重要度に合わせて、標準機能、バックアップからの復元、データ復元ソフト、専門サービスなどから適切な方法を選びましょう。
