カラーグレーディングとは?その基礎知識とやり方をご紹介!

山崎 圭一郎

編集者:

2026/01/22 | カテゴリ: 動画編集

動画を撮影して、「色が思った通りじゃない」とか、「もっと映画っぽくしたい」と思ったことはありませんか?そんな時、カラーグレーディングは非常に重要です。色や明るさを調整することで、同じ動画素材でもまったく異なる印象を与え、作品のストーリーをより強く表現することができます。

特に、最近ではVlogやTikTokのショート動画の普及によって、プロフェッショナルから一般ユーザーに至るまで、カラーグレーディングのニーズが急増しています。しかし、「カラーグレーディングとは何か」をしっかり理解している人は少なく、そして、試みたいと思っても方法がわからず、困っている方が多いのが現状です。

この記事では、カラーグレーディングについて基礎からやり方、扱いやすいツールに至るまで詳細に解説しますので、初心者の方でも簡単に理解できる内容となっています。もし、自分の動画の色に悩んでいる方がいれば、この記事はお見逃しなく、最後までお読みください!

カラーグレーディング

カラーグレーディングとは?

カラーグレーディングとは、動画の色や明るさ、コントラストなどを調整し、映像全体の雰囲気やストーリーを作り上げる作業のことです。同じ映像でも、色味を変えるだけで印象は大きく変わり、温かい雰囲気にも、映画のようなシネマティックな質感にも仕上げることができます。

撮影したままの映像は、光の状況やカメラ設定によって色が偏っていたり、暗すぎたり明るすぎたりすることがあります。カラーグレーディングでは、まず映像を自然な状態に整え、そのうえで動画の意図に合わせた色表現を加えていきます。これにより、視聴者に伝えたい感情をより強く表現できるようになります。

YouTubeやTikTokの普及により、カラーグレーディングはプロだけでなく一般ユーザーにとっても身につけておきたい技術のひとつです。

カラーグレーディングの目的

カラーグレーディングの最大の目的は、映像の色合いを調整し、作品としての完成度を高めることです。つまり、カラーグレーディングによって映像全体の色調を整え、意図した雰囲気へと導いていきます。具体的には、主にその目的は二つに分けることができます。

一つ目は、映像全体の統一感を持たせることです。撮影時のライティングや機器設定が異なる場合、異なるシーン間で色味や明るさのばらつきが生じることがあります。カラーグレーディングによって、これらの違いを調整することで、映像全体の統一感を持たせることができます。たとえば、昼間のシーンと夜のシーンの色温度を調整し、視聴者が違和感を感じないようにすることができます。

もう一つは、映像の感情、雰囲気を伝えることです。温かみのある色で柔らかい雰囲気を作ったり、青みを強めてクールで緊張感のある印象にしたりと、色は視聴者の感情に直接働きかけます。例えば、卒業ムービの制作には、明るめのある色を使用すれば、若者の活力をよりよく表現されます。

このように、カラーグレーディングは単なる色調整ではなく、作品の意図を視覚的に伝えるための重要なプロセスです。

カラーグレーディングとカラーコレクションの違い

カラーコレクションとは、撮影した映像を「正しい状態」に整えるための色補正作業のことです。撮影環境によって生じた色の偏りや露出のズレを修正し、映像を自然でバランスの取れた状態に戻すことを目的としています。たとえば、室内照明で黄色っぽくなった映像をニュートラルな色に戻したり、暗すぎるカットの明るさを適正に調整したりする作業がこれにあたります。

一方、カラーグレーディングは、カラーコレクションで整えた映像に「作品としての色表現」を加える作業です。映画のようなな雰囲気にしたり、冷たい印象・温かい印象を表現したりと、作品の世界観や感情を視覚的に伝えるための創造的な調整が中心になります。

簡単に言えば、カラーコレクションは映像全体の色合いを統一させる作業です。カラーグレーディングは映像の雰囲気を作り出す作業です。

カラーグレーディングのやり方

カラーグレーディングのやり方は大きく分けて四つのステップに分かれます。それぞれのステップには異なるニーズがあり、以下では各ステップの具体的な操作とその効果について詳しく紹介します。

1、カラーコレクション:この段階では、映像全体の色味を調整し、映像に一貫性を持たせます。具体的には、映像の明るさやホワイトバランスを整え、色温度を調整して、適切な色合いにします。

2、カラーキャスティングの修正:カラーキャスティングは、映像に偏った色味がかかっている状態を指します。たとえば、室内照明の色温度が原因で、映像全体が黄色や青緑っぽくなることがあります。このような不自然な色の影響を取り除くために、ホワイトバランスを微調整し、特定の色の偏りを修正します。これにより、映像がリアルで調和の取れた印象になります。

3、カラーグレーディングの具体的な調整:ここからは、映像のムードやストーリーを強調するための本格的な色調整が行われます。シーンごとの目的に応じて、色相、明るさ、コントラスト、色の飽和度を細かく調整します。たとえば、暗いシーンではコントラストを強調してドラマチックな印象を与えることができ、明るいシーンでは柔らかな色相で優しさや温かみを表現できます。

4、フィルタの追加:最終的に、映像に特定のフィルタを加えることがあります。これにより、映像に独特の風合いを持たせ、視覚的な完成度を高めることができます。特に、映画やドキュメンタリー、MVの制作などでは、このステップを行うことで作品の雰囲気が大きく変わることがあります。

おすすめの動画カラーグレーディングソフト

カラーグレーディングについては、適切なソフトを使って、より効率的に映像の雰囲気を表現できます。しかし、初心者からプロフェッショナルまで、ユーザーによって、求める機能は異なります。そこで、今回は幅広いニーズに対応できるおすすめを動画編集ソフトを3つ紹介します。

使いやすさ 対象ユーザー 対応OS カラーグレーディング機能 ほかの機能
Aiseesoft 動画変換 究極 ★★★★★ 初心者から中級者 Windows、Mac 基本的な色調整(明るさ、コントラスト、色合い調整)とフィルターが豊富 動画フォーマット変換、編集、圧縮、GIF作成など、多機能を提供
Adobe Premiere Pro ★★★★ プロフェッショナル、アマチュアの上級者 Windows、Mac 高度なカラー調整が可能、LUTやカラーマッチングも対応 高度な動画編集機能、エフェクト、オーディオ編集に対応
DaVinci Resolve ★★★★ 映像制作のプロフェッショナル Windows、Mac、Linux 標準のカラーグレーディングツールを提供;色補正が非常に細かく可能 動画編集、音声編集、エフェクト、機能が充実。

カラーグレーディングソフトおすすめ1、Aiseesoft 動画変換 究極

カラーグレーディングに興味はあるものの、「専門ソフトは難しそう」「もっと手軽に色を調整したい」と感じる方にとって、Aiseesoft 動画変換 究極はとても扱いやすい選択肢です。動画変換ソフトとして知られていますが、実は調色に役立つ編集機能も充実しており、初心者でも直感的にカラーグレーディングを体験できます。

明るさ、コントラスト、色相、彩度といった基本的な色調整はもちろん、ワンクリックで雰囲気を変えられるカラーフィルターや、映画風の質感を再現できるLUTの適用にも対応しています。専門的なカラーホイールを使わなくても、スライダーを動かすだけで映像の色合いを大きく変えられるため、初めてのカラーグレーディングにも最適です。

さらに、色調整だけでなく、動画のカット、ノイズ除去、字幕追加など、映像の品質を向上させる機能も揃っているため、仕上がりの満足度が高いのも魅力です。

難しい操作は避けたいけれど、映像の色合いをしっかり整えたいというユーザーにとって、Aiseesoft 動画変換 究極は頼れる一本になります。

Pro Conメリット

  • 明るさ、コントラスト、色合い、彩度などの基本的なカラー調整機能に加えて、豊富なフィルターも内蔵される
  • 強力な動画エンコーディングテクノロジーやNVIDA©CUDA™、AMD®、Intel®Core™テクノロジーなどのGPU加速エンコーディングテクノロジーに恵まれて、120x倍の変換速度を実現できる
  • MP4、MKV、AVI、MP3、WAV、AACなどを含めて、1000+以上のほとんどすべての動画・音声ファイルの変換、編集に対応
  • AI技術でビデオノイズの除去、解像度の向上などがかんたん
  • 動画コラージュ、動画圧縮、3D動画作成、動画再生速度変更などの便利機能をたくさん提供中
  • 通常のHD動画だけでなく、4K動画にも対応しており、高画質な動画編集や変換が可能
  • 「AIカラー」機能で、「色補正」「SDRからHDRへ」「低照度補正」「白黒カラー化」という色調整ができる

ステップ 1:Aiseesoft 動画変換 究極をダウンロード

下のボタンを直接にクリックして、Aiseesoft 動画変換 究極をダウンロードし、パソコンにインストールします。

ステップ 2:動画を追加

Aiseesoft 動画変換 究極を起動して、インターフェースの「動画変換」から「ファイルを追加」ボタンをクリックし、編集したい動画を追加します。あるいは、ソフトを起動した後、「変換」を選択し、「ファイルを追加」をクリックすると、動画を追加することもできます。

動画を追加

ステップ 3:動画のカラーグレーディング

動画がロードした後、「編集」ボタンをクリックし、編集ウィンドウに入ります。カラーグレーディングには、上部のメニューバーから「エフェクト&フィルター」を選択します。ここで、動画のコントラストや輝度、飽和度、色相などをお好きなだけで調整できます。また、動画の雰囲気によってフィルターを適用することもできます。

動画のカラーグレーディング

ステップ 4:編集した動画を出力

動画への編集が終わったら、「OK」をクリックして、ホームページに戻ります。そして、画面の左下にある「出力形式」「保存先」を指定します。最後に、「すべて変換」ボタンをクリックし、カラーグレーディングした動画を出力できます。

編集した動画を出力

「AIカラー」ツールを利用する手順:

ステップ 1:「AIカラー」ツールを選択

Aiseesoft 動画変換 究極を起動して、「動画強化」を選択します。ここで、「白黒カラー化」「SDRからHDRへ」「色補正」「低照度補正」などのツールがあります。自分のニーズによって選択できます。

「AIカラー」ツールを選択

ステップ 2:動画のエクスポート

動画を追加してから、これらのツールが自動に分析、調整できます。「プレビュー」ボタンをクリックし、調整効果もプレビューでます。また、エクスポート前に、動画フォーマット、ビットレート、ビデオエンコードの設定もできます。最後に、「すべてエクスポート」ボタンをクリックし、動画を出力します。

カラーグレーディングソフトおすすめ2、Adobe Premiere Pro

Adobe Premiere Proは、映像制作の現場で広く使われているプロ向け動画編集ソフトで、カラーグレーディング機能も非常に充実しています。Lumetriカラーを使えば、露出、コントラスト、色温度、HSL、カーブ調整など、細かい色補正を高い自由度で行うことができます。複数のカットを統一したり、映画のような質感を作り込んだりと、クリエイター向けの本格的な調色作業に対応している点は大きな魅力です。

ただし、実際に使ってみると、操作の複雑さと学習コストの高さが気になるポイントでもあります。Lumetriカラーは高機能な反面、初心者にはどこから手をつければいいのか分かりづらく、思い通りの色に仕上げるまでに時間がかかることがあります。また、ソフト自体が高負荷で、パソコンの性能によっては動作が重くなることもあり、気軽に調色を試したいユーザーにはややハードルが高い印象です。

Pro Conメリット

  • ビデオトラック編集、オーディオ編集、エフェクト、カラーグレーディングなど強力な機能を提供
  • After Effects、Photoshop、Auditionなど、Adobe Creative Cloudの他のツールとシームレスに連携できる
  • MP4やMOVなどの一般的なフォーマットから、プロフェッショナル向けのフォーマットまで、ほとんどの動画、音声、画像フォーマットに対応

Pro Conデメリット

  • 操作画面や機能が多く、初めて使うユーザーには難しく感じることが多い
  • 高解像度の動画を扱う場合、このソフトは非常に高いパソコンの性能が求められる
  • 定期購読型の料金体系を採用しており、月額または年額の支払いが必要

カラーグレーディングソフトおすすめ3、DaVinci Resolve

DaVinci Resolve は、本格的なカラーグレーディングツールとして知られており、色調整に関しては強力な機能を備えています。ノードベースの編集、精密なカラーホイール、HDR 調整、スキントーン補正など、細部まで作り込める自由度の高さはプロから高く評価されています。特に、複雑な色表現を追求した制作者にとっては非常に強力な選択肢です。

ただし、実際に触れてみると、操作体系の独特さと専門性の高さが初心者にとって大きな壁になります。ノード構造は柔軟な反面、初めてのユーザーには理解しづらく、基本的な色調整を行うだけでも学習が必要です。さらに、DaVinci Resolveは無料版でも多くの機能が使える一方で、高度なカラー機能やノイズ除去などは有料版限定となっており、本格的に使おうとすると追加コストが発生します。

その点、Aiseesoft 動画変換 究極は、カラーグレーディングに必要な機能をシンプルな操作で扱えるため、専門知識がなくても直感的に色を整えられます。複雑な操作や高いスペックを必要としないため、初めてカラーグレーディングに扱うユーザーにはより扱いやすい選択肢になります。

Pro Conメリット

  • カラーグレーディングに特化したソフトとして、非常に詳細な色補正が可能で、映像の色味を細かく調整できる
  • カラーグレーディングだけでなく、動画編集、音声編集など、豊富な機能を一つのソフトで提供
  • ハードウェアの最適化に優れており、GPUを活用して非常にスムーズな編集体験を提供

Pro Conデメリット

  • 非常に多機能であるため、初心者には扱いが難しいと感じることがある
  • カラーグレーディング機能は、学習や練習が必要
  • 無料利用できるが、一部の高度なカラー調整機能が有料版だけ使用可能

まとめ

カラーグレーディングは動画全体の印象に大きな影響を与える重要な作業ですが、多くの人が専門的なソフトは操作が難しく、最初の一歩を踏み出すのが大変だと感じています。そんな中、直感的で使いやすいAiseesoft 動画変換 究極がその問題を解決してくれます。

このソフトは、明るさ、コントラスト、色調、彩度やフィルターの調整など、カラーグレーディングに必要なすべての機能を提供しており、初心者でも簡単な操作で動画の雰囲気を変えることができます。もし、作品の魅力をより完璧に引き出したいのであれば、Aiseesoft 動画変換 究極を試してみて、理想的な色合いを動画に与えてみましょう。

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