AVIファイルを圧縮する方法(無料・オンラインも解説)
「AVI形式の動画が2分程度なのに300MB近くあり、容量を減らしたい」という悩みを抱えていませんか?
AVIは高画質な動画を保存できる一方で、圧縮率が低いためファイルサイズが大きくなりやすい形式です。そのため、ストレージ容量を節約したい場合や、動画を共有・編集しやすくしたい場合は、AVIファイルを圧縮することがおすすめです。
本記事では、無料で使えるAVI圧縮ソフトやオンラインサイトを利用してAVIファイルを圧縮する方法を詳しく解説します。さらに、スマホで手軽にAVIを圧縮できるアプリも紹介しますので、用途に合った方法を選んでお試しください。
AVIファイルの容量が大きくなるのはなぜ?
AVIファイルとは、1992年にマイクロソフトが開発したWindows標準の動画ファイル形式(拡張子は「.avi」)です。
AVIファイルの容量が大きくなりやすい主な理由は、AVIが古いコンテナ形式で、動画データの圧縮方法によっては非常に大きな容量になるためです。主な原因は以下の通りです。
- 圧縮率の低いコーデックが使われることが多い
- 高解像度・高フレームレートの動画は容量が増える
- ビットレートが高く設定されている
- 古い機器やソフトが容量を優先していない設定の場合がある
- MP4など最新形式と比べて圧縮効率が低い
そのため、AVIファイルの容量を減らしたい場合は、MP4(H.264/H.265)へ変換する、動画の解像度やビットレートを下げる、不要な部分をカットするといった方法が効果的です。
また、AVI動画を圧縮する際には、出力後のファイルサイズを指定できるソフトを利用する方法もあります。目標サイズを設定すると、ソフト側が解像度やビットレートなどのパラメータを自動的に調整してくれるため、動画圧縮の知識が少ない方でも簡単に容量を減らすことができます。
以下では、パソコンやスマホで利用できるAVIファイルを圧縮できるツールを紹介いたします。動画の用途や目的に応じて活用できるものを厳選していますので、自身のニーズや使用環境に合った方法を選んでみてください。
AVIを圧縮する方法比較一覧
以下は、筆者および編集チームが各種ツールをテストする際に使用したデバイスおよび環境情報です。ソースファイルやデバイスが異なれば結果も異なりますので、以下の数値は参考値としてご利用ください。- パソコン:Windows 11 、Intel Core i7-12700、32GB RAM、NVIDIA GeForce RTX 3060、1TB SSD
- ネットワーク環境(オンラインツールの場合):光回線 1Gbps(30〜100Mbps程度)、Chrome最新版
- スマホ:iPhone 15(iOS 26)、Samsung Galaxy S24 Ultra(Android 14)
- テスト用AVI動画①:1920×1080、30fps、約2GB
- テスト用AVI動画②:1280×720、30fps、約800MB
- テスト内容:無料範囲、選べる解像度、動画カット、出力形式、サイズ指定圧縮できるかどうかなど
| ソフト・サービス | インストール | 料金 | サイズ指定圧縮 | 選べる解像度 | 動画カット | 出力形式 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Aiseesoft 動画変換 究極 | Windows・Macにインストール | 無料体験版あり、製品版は有料 | 可能 | 4K、1080p、720p、480pなど | 可能 | MP4、AVI、MOV、MKV、WMVなど多数 |
| Freemake Video Converter | Windowsにインストール | 無料版あり(機能制限・透かしありの場合あり) | 可能 | 720p、1080pなど | 可能 | MP4、AVI、MKV、WMVなど |
| FFmpeg | コマンドライン環境を導入 | 無料 | 可能 | 任意の解像度を指定可能 | 可能 | ほぼすべての動画形式に対応 |
| Aiseesoft フリー 動画圧縮 | インストール不要(Web利用) | 無料 | 可能 | 4K、1080p、720p、480pなど | 不可 | MP4など主要形式 |
| YOUCOMPRESS | インストール不要(Web利用) | 無料 | 不可 | 基本的に自動圧縮、細かく指定する機能は限定的 | 不可 | MP4など一般的形式 |
| Panda | スマホアプリとしてインストール | 無料版あり(広告・課金あり) | 可能 | 1080p、720p、480pなど | 可能 | MP4などスマホ向け形式 |
| VidCompact | スマホアプリとしてインストール | 無料 | 目標容量指定は限定的 | 1080p、720p、480pなど | 不可 | MP4などスマホ向け形式 |
*「選べる解像度」については、各ツールで設定可能な具体的な数値を整理します。ただし、対応する解像度の種類は、ソフトのバージョンや選択する出力形式、入力動画の解像度などによって異なる場合があります。
各ツールのおすすめユーザー:
画質を維持しながらAVIを大幅圧縮したい人 → Aiseesoft 動画変換 究極
初心者が簡単にAVIを圧縮・変換したい → Freemake Video Converter
圧縮設定を細かく管理したい上級者向け → FFmpeg
ソフトを入れずに手軽に圧縮したい人向け → Aiseesoft フリー 動画圧縮 / YOUCOMPRESS
スマホだけで動画容量を減らしたい人 → Panda / VidCompact
パソコンソフトでAVI圧縮する方法
AVIを高画質のまま圧縮できるAiseesoft 動画変換 究極
Aiseesoft 動画変換 究極は、動画変換、圧縮、編集などの機能を一つにまとめた多機能な動画処理ソフトです。無料体験版が用意されており、AVIをはじめとするさまざまな動画フォーマットの圧縮に対応しています。高度な圧縮技術を採用しているため、映像の鮮明さや音質をできるだけ維持しながら、AVIファイルの容量を効率的に削減できます。
特に、AVIファイルを圧縮する際には、目標ファイルサイズを指定して圧縮できる機能が搭載されています。例えば、メール添付やクラウド保存などで容量制限がある場合でも、希望するサイズに合わせて出力ファイルを調整できます。動画の用途に応じて、必要以上に画質を落とすことなく最適な圧縮設定を行うことが可能です。
また、圧縮設定のカスタマイズ性にも優れており、出力形式、解像度、ビットレートなどを細かく調整できます。元のAVI動画をMP4、MOV、MKVなどの一般的な形式へ変換しながら圧縮することもできるため、再生機器や利用目的に合わせたファイル作成にも対応しています。
圧縮前にはプレビュー機能を利用して、出力後の画質やファイルサイズを事前に確認できるため、圧縮後に「画質が低下しすぎた」「サイズがまだ大きい」といった失敗を防げます。設定を調整しながら、自分に合ったバランスで圧縮できます。
まずは無料体験版で基本機能を試し、自分の用途に合った圧縮性能を確認できます。
下のダウンロードボタンをクリックして、Aiseesoft 動画変換 究極をダウンロードし、お使いのパソコンにインストールします。
ステップ 1:「動画圧縮」機能を選択
Aiseesoft 動画変換 究極を起動して、「ホーム」画面で「動画圧縮」機能を選択します。表示された画面で「+」ボタンをクリックして、パソコンからAVI動画を追加します。
ステップ 2:AVI動画を圧縮する
動画圧縮ウィンドウでは、圧縮後の目標ファイルサイズ(MB単位)を指定したり、圧縮率を調整したりすることができます。
下部にあるプレビューボタンを使用すると、いつでも圧縮効果を確認できます。結果に満足できない場合は、上記の指定値を調整し続けるか、解像度、ビットレートなどのパラメータを調整して圧縮効果を最大化できます。
また、MP4形式で保存すると、画質を保ちながらファイルサイズを小さくできます。
ステップ 3:圧縮した動画を出力
保存先を指定し、「圧縮」ボタンをクリックするとAVI動画の圧縮が開始されます。処理完了後、指定した場所に圧縮済みの動画が保存されます。
Aiseesoft 動画変換 究極は、豊富な動画編集機能も搭載されています。搭載されている編集機能を活用して、動画の不要な部分をカットすることで、AVIファイルの容量をさらに減らすことができます。例えば、長時間撮影した動画の冒頭や終盤の不要なシーンなどを取り除くことで、再エンコードによる画質低下を抑えながらファイルサイズを効率よく削減できます。特に、映像内容に影響しないデータを整理する方法は、画質を維持したまま容量を減らしたい場合に有効です。
AVI圧縮フリーソフトFreemake Video Converter
Freemake Video Converterは、AVIファイルを簡単に圧縮・変換できる人気の動画変換ソフトです。このソフトは、AVIファイルをMP4、MKV、WMVなどの形式に変換するだけでなく、圧縮機能も搭載しており、ファイルサイズを小さくしながらも、できるだけ画質を保つことができます。Freemake Video Converterの使い方はシンプルで、直感的なインターフェースを提供しており、初心者でも簡単に操作でき、複雑な設定をすることなく迅速にAVIファイルの圧縮が可能です。
しかし、公式サイトではフリーソフトとして紹介されていますが、無料版には機能の制限があります。また、大きなファイルや高解像度のAVI動画を圧縮する際に、処理速度が遅く感じることがあります。長時間の圧縮作業においては、パソコンのリソースに負担をかける場合もあります。
ステップ 1:ソフトを起動して、「ビデオ」をクリックし、圧縮したいAVIファイルを追加します。
ステップ 2:インターフェースの下部から、出力したい形式を選択します。すると、表示された出力画面でAVIファイルのサイズを調整できます。そして、「変換する」ボタンをクリックし、指定の形式やサイズで出力できます。
コマンドラインツールでの圧縮
コマンドラインツールを使用してAVIファイルを圧縮する方法は、特に技術的なカスタマイズが可能であり、高度な設定を行いたい場合に便利です。ただし、ある程度の専門知識が必要ですので、初心者にはややハードルが高い方法です。これから、代表的なコマンドラインツールFFmpegを使ってAVIファイルを圧縮する方法を紹介します。
ファイルサイズは主にビットレートによって決まります。以下は、CRFを使って画質とファイルサイズのバランスを調整しながらAVIをH.264へ再エンコードする例です。
例:ffmpeg -i input.avi -vcodec libx264 -crf 28 -preset fast output.mp4
「-i input.avi」:圧縮したい元のAVIファイルを指定します。
「-vcodec libx264」:映像をH.264でエンコードするよう指定します。出力ファイル名を「output.mp4」としているため、動画はMP4形式で保存されます。
「 -crf 28」:画質を調整するオプションで、数値が小さいほど画質が高く、大きいほど圧縮されます。
「 -preset fast」:エンコード速度と圧縮効率のバランスを指定します。「fast」は処理速度を優先する設定です。
「output.mp4」: 出力ファイル名を指定します。
オンラインサイトでAVI圧縮する方法
Aiseesoft フリー 動画圧縮
Aiseesoft フリー 動画圧縮はAVIファイルを簡単に圧縮できるオンラインサイトで、ユーザーにとって非常に便利です。オンラインで利用できるため、ソフトのインストールが不要です。ユーザーは、圧縮する動画ファイルをアップロードし、圧縮設定を調整するだけで、迅速にAVIファイルを圧縮することができます。
ステップ 1:「ファイルを追加する」ボタンをクリックして、ローカルから圧縮したいAVI動画を選択して、アップロードします。そして、ファイルサイズやフォーマット、解像度などを変更します。
ステップ 2:「圧縮する」ボタンをクリックして保存先を選択すれば完成です。ファイルをアップロードすると圧縮が開始され、処理完了後に保存できます。
YOUCOMPRESS
YOUCOMPRESSを利用して、オンラインで無料でAVI動画ファイルを圧縮できます。MP3、MP4、MOV、PDF、PNG、JPG、TIFF、GIFなど、さまざまな形式にも対応しています。また、圧縮できるファイルの数に制限はありません。アップロードしたファイルは数時間後にサーバーから自動削除されるため、ファイルを長期間サーバー上に残す必要はありません。
しかし、大きなAVIファイルや高解像度の動画ファイルを圧縮する場合、ファイルサイズが制限を超えてしまい、アップロードや圧縮ができないことがあります。また、圧縮後の動画の品質が劣化することもあります。
ステップ 1:オンラインサイトにアクセスし、「ファイルを選択」ボタンをクリックし、デバイスから圧縮したいAVIファイルを追加します。
ステップ 2:「ファイルをアップロードして圧縮」ボタンをクリックすると、圧縮作業が開始します。圧縮が完了したら、「ダウンロード」ボタンをクリックしてファイルを保存します。
スマホアプリでAVI圧縮する方法
Panda
Pandaは、スマホでAVIファイルを簡単に圧縮できるアプリで、特にモバイルデバイスでのファイル管理や転送を効率化したいユーザーに便利なツールです。具体的には、圧縮レベルを設定できるオプションがあり、ユーザーは圧縮後の画質とサイズのバランスを自分で選択できます。高圧縮を選べばファイルサイズは小さくなりますが、画質が少し低下することもあります。
シンプルで直感的な操作が特徴で、特別な知識がなくても誰でも簡単に使用できます。アプリを開いた後、圧縮したいAVIファイルを選択し、画質や圧縮レベルを設定します。「圧縮開始」ボタンをクリックすると、圧縮が行えます。
無料版では一度に圧縮できる動画は3本までで、広告も表示されます。4本以上の一括圧縮や広告非表示はPremium版で利用できます。広告や制限を避けたい場合は、有料版を購入する必要があります。
VidCompact
VidCompactは、動画圧縮・変換・トリミングなどに対応したアプリです。AVIファイルを含む多くの動画フォーマットに対応しており、簡単な操作で、圧縮することができます。あるいは、編集機能を利用して、動画の不要な部分をカットすることによって、ファイルのサイズを小さくすることもできます。
ただし、圧縮によって、AVIファイルの画質が多少低下することがあります。特に高圧縮設定を選択した場合、動画の鮮明さや細部が失われることがあります。そこで、画質を保ちながら圧縮したい場合、設定を慎重に選択する必要があります。
おまけ:サイズが大きなAVIファイルを共有する方法
サイズが大きなAVIファイルを共有するには、主にZIP圧縮ツールやオンラインのクラウドサービスを利用することができます。
DropboxやGoogle Driveなどのクラウドストレージは、基本的に動画ファイルそのものを圧縮する機能を搭載していません。しかし、大容量のAVIファイルをアップロードして共有リンクを発行できるため、メール添付の容量制限を避けたい場合や、元の画質・音質を維持したまま相手に送信したい場合に便利です。
一方、一部のクラウドストレージやオンラインサービスには、アップロード時に動画サイズを最適化したり、共有用に圧縮したりする機能を備えたものもあります。ただし、圧縮によって画質が低下する場合があるため、オリジナル品質を維持したい場合は、圧縮せずにクラウドへ保存する方法がおすすめです。
また、AVIファイルをZIP形式に圧縮する方法もあります。ZIP圧縮はロスレス圧縮方式を採用しているため、動画データ自体を変更せず、解凍後は元のAVIファイルと同じ状態に戻すことができます。そのため、画質や音質の劣化を避けたい場合に適しています。
ただし、ZIP圧縮は動画専用の圧縮方式ではないため、すでにAVI内部で圧縮されている動画の場合、大幅なサイズ削減は期待できません。例えば、数GBあるAVIファイルをZIP化しても、ファイルサイズがわずかに小さくなる程度の場合があります。主な用途は、複数のファイルをまとめて管理したり、転送時のファイル形式を統一したりすることです。もしAVIファイルの容量を大きく削減したい場合は、ZIP圧縮ではなく、動画圧縮フリーソフトや動画変換ツールを利用する方法が効果的です。
AVI圧縮に関するよくある質問【FAQ】
AVIを圧縮すると画質や音質は劣化しますか?
AVIファイルを圧縮すると、画質や音質が劣化する可能性があります。圧縮時にファイルサイズを小さくするために、ビットレートや解像度を低く設定することが多く、これが画質や音質に影響を与える原因です。特に、ビットレートが低すぎると映像がぼやけたり、音がこもったりすることがあります。しかし、圧縮設定を適切に調整すれば、劣化を最小限に抑えることができます。あるいは、Aiseesoft 動画変換 究極というソフトを利用して、AVIファイルの無劣化の圧縮ができます。
AVIを圧縮するメリットと注意点は?
AVIファイルを圧縮するメリットは、ファイルサイズを大幅に小さくできることです。これにより、ストレージ容量を節約でき、デバイスの空き容量不足の解消にも役立ちます。また、サイズが小さいAVIファイルの転送や編集もより効率的に行えるようになります。
その一方、画質や音質の劣化が避けられない場合もあります。そこで、圧縮設定を適切に調整する必要があります。例えば、ビットレートを適度に保ち、解像度を過度に下げないようにすることで、品質を維持しながらファイルサイズを減らすことが可能です。
これらのツールの安全性はどうですか?
オンラインツールやソフトを利用するときは、プライバシーやマルウェアなどのリスクに注意が必要です。一方、上記で紹介したAiseesoft フリー 動画圧縮とAiseesoft 動画変換 究極については、それぞれの安全対策については、公式サイトで具体的に確認できます。安心して利用できます。
AVIをMP4にすると容量は小さくなる?
AVIをMP4に変換すると、多くの場合ファイル容量を小さくできます。AVIは古い動画形式で、非圧縮や圧縮効率の低いコーデックが使用されることが多く、ファイルサイズが大きくなりやすい特徴があります。一方、MP4はH.264やH.265(HEVC)などの高圧縮コーデックに対応しており、画質をある程度維持しながら効率的に動画を圧縮できます。
そのため、AVIをMP4へ変換する際に適切なコーデックやビットレートを設定することで、容量を50%以上削減できる場合もあります。ただし、変換前後のコーデックや設定によって結果は異なり、単純に形式だけを変更した場合は容量がほとんど変わらないことや、逆に増加することもあります。動画容量を効果的に減らしたい場合は、MP4(H.264/H.265)への変換と同時に、解像度やビットレートの調整、不要部分のカットなどを行うことがおすすめです。
まとめ
ここまで、AVIファイルを圧縮する方法を紹介してきました。もし、より細かく圧縮率やファイルサイズを調整したい場合は、専用のソフトを使うのが最適です。その中でも、Aiseesoft 動画変換 究極は、AVIファイルの圧縮に非常に優れたソフトです。このソフトは、簡単な操作で高品質の圧縮を実現し、圧縮後の画質もほとんど劣化しません。AVIファイルを圧縮したい方にとって、AVIのサイズを細かく指定しながら高画質で圧縮したい方には、まず試してほしい一本です。